GRスープラの口コミ・レビューや評判では、「GRスープラ、やめとけ」といった評価を見聞きすることがある。これは本当なのか。
この記事では、GRスープラの評判について考察するとともに、GRスープラの実力や使い勝手を試してみたいときにおすすめの方法を紹介する。
GRブランドとして登場した90系スープラとは?

GRスープラは、2019年にマスタードライバーである“モリゾウ”こと豊田章男会長の強い想いで17年ぶりに復活したモデルだ。これまでトヨタブランドから販売されていたが、17年ぶりに復活したスープラは、トヨタのスポーツカーブランドである「GR」から販売された。
基本的な骨格やエンジンなどはBMW Z4と共有しているものの、クーペスタイルのスポーツカーに仕上げられた90系スープラは、2019年の発売以降も進化を続け、2020年および2022年に一部改良を実施した。
2025年には、現行(90系)スープラの集大成として究極・最高の性能・仕様を備えた特別仕様車のスープラ“A90 Final Edition”を発売。2026年3月をもって生産終了となる。
現行(90系)GRスープラ(RZ)の主なスペック(2025年モデル)は、以下のとおりだ。
- 全長:4,380mm
- 全幅:1,865mm
- 全高:1,295mm
- ホイールベース:2,470mm
- トレッド(フロント・リア):1,595mm/1,590mm
- 乗車定員:2人
- 車両重量:1,520kg(6MT)、1,530kg(8AT)
- エンジン:直列6気筒(型式:B58B30O1)
- 内径×行程:82.0×94.6mm
- 総排気量:2,997cc
- 最高出力:285kW(387PS)/5,800rpm
- 最大トルク:500Nm(51.0kgm)/1,800~5,000rpm
- 燃料消費率(WLTCモード):11.1km/L(6MT)、12.2km/L(8AT)
- トランスミッション:6速マニュアル/8速スポーツオートマチック
- 駆動方式:FR(後輪駆動方式)
- フロントサスペンション:マクファーソンストラット
- リアサスペンション:マルチリンク
- フロントブレーキ:brembo製18インチアルミ4ポット対向キャリパー+374mm径ディスク
- リアブレーキ:フローティングキャリパー+345mm径ディスク
- ホイール:19インチ鍛造アルミホイール
- タイヤ(フロント・リヤ):255/35ZR19・275/35ZR19
- 燃料タンク容量:52L
いかにもスポーツカーらしいロングノーズショートデッキスタイルのGRスープラは、クルマ好きや運転好きから好まれるモデルだ。また、BMW製のエンジンを搭載しているため、心地よいエンジンフィールもGRスープラの魅力である。
しかし、口コミや評判では、「やめとけ」と言われることがあるのも事実。なぜ「GRスープラ、やめとけ」と言われるのだろうか。
GRスープラ“やめとけ”と言われる理由は実用性や維持費?!

GRスープラの口コミや評判で「やめとけ」と言われる理由は、主に2つある。
1つ目は、維持費が高い点である。
GRスープラはハイオクガソリンを使用しているため、燃料代が高くつきやすい。また、WLTCモード燃費で11.1〜12.2km/Lとなっているため、実燃費では1Lあたり10.0kmを下回ることもあるだろう。よって、燃費がいいクルマからGRスープラに乗り換えると、燃料を頻繁に入れることになったり、燃料代がかかるクルマに感じたりする可能性がある。
その他にも、オイル交換や点検およびメンテナンスでは、BMW製のパーツを使用することがある。これら燃料代や点検・メンテナンス費の積み重ねにより、維持費が高くなると考えられる。
GRスープラを所有する際は、輸入車と同等またはそれ以上の維持費がかかる可能性があることを理解しておくとよいだろう。
2つ目は、実用性の低さである。
GRスープラはカタログなどの表記にもあるとおり、2人乗りのスポーツカーとなっている。よって、座席が2座しかなく、2人乗車したときは荷物をトランクに入れるしかない。
また、トランクリッドは、運転席にあるスイッチでしか開けられない。そのため、トランクを開けるときは、運転席のドアを開け、トランクリッドのスイッチを操作する必要がある。この点も、GRスープラの不便さとして指摘されている。
その他にも、ETCユニットの後付け感が気になったり、洗車時に水が室内に入りそうなほどギリギリまで迫ってきたりするなど、さまざまな不満点が口コミ・レビューなどで挙げられている。
このような維持費の高さや実用性の低さ、使い続けて気づく残念な点などにより、「GRスープラはやめておけ」という評価がされていると考えられる。
GRスープラがおすすめな人とは?

GRスープラは、先述したとおり、気持ちよさに定評があるBMW製のエンジンを搭載し、同社のZ4と骨格などを共有しているため、安定感ある走りや心地よいエンジンフィールを楽しむことができる。
そのため、実用性を求めるユーザーではなく、運転操作やドライブそのものを楽しみたいという人におすすめのモデルだ。
つまり、「スポーツカーらしさを感じられるクルマに乗りたい!」、「運転を楽しむクルマ」など、割り切って乗ることができる者にとって最良の選択肢となる。
GRスープラに乗ってみたい!どんなクルマか知りたいときは「おもしろレンタカー」

GRスープラは、評価が賛否両論に分かれる車種である。
実用性や維持費などを気にすることなく、クルマそのものを楽しみたいという人にとっては最高のクルマとなるが、燃料代・メンテナンス費や実用面を気にするユーザーは不満を感じるだろう。
実際にGRスープラがどのくらいの燃費なのか、手荷物を載せるときなどにストレスを感じることがないのかなど、さまざまな点が気になる場合は、GRスープラを1日借りて試乗してみるとよい。
さまざまなクルマを貸し出している「おもしろレンタカー」では、GRスープラもラインナップされている。GRスープラに乗ってみたいという人はもちろん、口コミ・レビューなどで言われていることが本当なのか真意を確かめたいというときは、「おもしろレンタカー」でGRスープラを借りて、実際に運転して確認してみるとよい。
